治療例集

2025-09-07 08:04:00

😩 生理じゃないのに出血が…|30代後半女性

🌀 来院のきっかけ

「生理じゃない時に、少量の黒っぽい血がだらだら続いて…。下腹部も重だるく張る感じがして痛いんです。

育児と家事のほかに、仕事も忙しくて残業も多く、ストレスでイライラすることが多いです。」

顔色は赤黒い、くすみ、舌質は紫暗、舌下静脈怒張あり。下半身の冷えとのぼせ、肩こりも強い。

🔍 東洋医学の見立て

「瘀血阻滞」 → 子宮の血流が滞り、余血が排出されずに不正出血として現れる。

・過労と精神的ストレス → 気の巡りが滞り、肝気鬱結に

・気の停滞が長引くことで、血の流れも悪化 → 瘀血阻滞に

・結果、子宮の血流が乱れて余血が停滞し、不正出血として出現

🎯 治療方針

・瘀血を活かし、血流を改善する

・肝気を整え、ストレスで滞った巡りをスムーズに

・気血の流れを調え、下腹部の不快感をとる

📈 治療経過 ※治療回数には個人差があります

2回目:下腹部の重さがとれる、出血の色が鮮紅になり、出血量が少なくなる

3回目:不正出血が止まり、肩こりや冷えものぼせも改善傾向

4回目以降:月経周期を整えて不正出血の再発を防ぐため、治療を継続中

 

💡 ストレスで気が滞ると、それに引きずられて血の流れも滞ります。

すると「黒っぽい血」「ダラダラ続く出血」といった形で体に現れることがあります。

鍼灸では気血の流れを整えることで、出血の改善とあわせて、心身の緊張を和らげることができます。

 

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